トヨタにとって海外初のＴＮＧＡ対応工場となった、天津市にある一汽トヨタの新工場の組み立て作業場。（２０１８年８月２１日撮影）（天津＝新華社記者／毛振華）
【新華社天津１月２２日】中國第一汽車集団と日本のトヨタ自動車の合弁會社、一汽トヨタの２０１８年の生産・販売&數がこのほど明らかになり、生産&數（完成車ベース）は前年比２・３％増の７２萬４２３&、販売&數（同）は４・３％増の７２萬２５６０&で、いずれも過去最高を記録した。
２０１８年、中國自動車市場の生産・販売&數は、長年続いた成長から減少へと転じたが、一汽トヨタはこのような狀況下でも過去最高を記録した。同社はカローラやプラド、クラウン、プリウス、ＲＥＩＺ（マークＸ）、イゾア（Ｃ－ＨＲの兄弟車）、ＲＡＶ４など、多くの自動車ブランドを有している。
関係者によると、同社では２０１８年からシステムの見直しを急ぎ、製品構造の調整やモデルチェンジ、グレードアップの他、新業態に関する研究や発展を加速させたことで、同社の「新事業開始」の道を切り開いた。システム見直しの後、同社の稼働率がこれまで以上に高まり、カローラやＲＡＶ４、プラドなど主力車種の年間生産&數が過去最高を記録した他、トヨタの次世代プラットフォーム、ＴＮＧＡ（トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー）に対応した海外初の工場が完成し、新車種であるイゾアがラインオフした。
同社では主力車種であるカローラの販売&數の安定的増加を確保しつつ、ＳＵＶのラインナップを重點的に強化。プラドやＲＡＶ４、イゾアの販売&數増に取り組み、これらのシリーズの年間販売&數を約２１萬台にまで伸ばした。（記者／毛振華）
