
11日、収蔵式典の會場で撮影した青銅器「虎鎣」。(北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京12月13日】中國國家文物局から中國國家博物館へ引き渡された青銅器「虎鎣」(こえい)の収蔵式典が11日、北京市で行われた。円明園の文化財である青銅器「虎鎣」は、今年4月に英國のオークション機関によって競売にかけられたが、落札した海外のバイヤーが、オークション機関を通して國家文物局に連絡し、同文化財を無條件で寄贈する希望を伝えていた。
鑑定の結果、青銅器「虎鎣」は西周末期の文化財で、ふたの內側には「自作供鎣」という銘文が刻まれており、その美しく獨特な造形、珍しい虎の形の裝飾で、重要な歴史・蕓術・文化的価値を備えているという。












