【新華社北京8月18日】中國商務部は17日、「今年1~7月、中國の投資家は152の國と地域の企業3999社に非金融類の直接投資を実施、実行ベースの累計投資額は前年同期比14・1%増の652億7千萬ドル(1ドル=110円)だった。海外工事請負の売上高は8・1%増の838億3千萬ドル、新規契約額は7・4%減の1252億4千萬ドル。各種労働者を26萬6千萬人派遣、7月末時點で海外滯在中の派遣労働者は4萬人増の99萬6千人に達した」と発表した。
同部対外投資・経済合作司の責任者は、今年1~7月、対外投資協力は穏やかに健全な発展を維持、質の高い発展の傾向を呈し、所期予想と合致した。主に以下の特徴を見せたと述べた。
一、「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)沿線諸國への投資協力が積極的に推進されている。沿線54カ國での新規投資額は、11・8%増の計85億5千萬ドル、「一帯一路」沿線諸國で結んだ新規工事請負契約額は571億1千萬ドル、同時期の総額の45・6%を佔め、売上高は450億8千萬ドルで、53・8%となった。
二、対外投資先の構造改善が続き、非理性的な投資が効果的に抑えられた。1~7月、対外投資は主にリース・ビジネスサービス業、製造業、採鉱業と卸売・小売業に流れ込み、それぞれ32・5%、15・8%、11%、9・6%を佔めた。不動産業、スポーツ・エンターテインメント産業分野での対外投資の新規プロジェクトはなかった。
三、新規海外工事請負契約のうち大型プロジェクトが多く、産業の分佈が集中し、輸出のけん引効果が顕著。1~7月、新規海外請負契約は主に、交通輸送、電力事業と建設業界に集中しており、この3業種で新規契約全體の68・2%を佔めた。そのうち、契約額5千萬ドル以上のプロジェクトは418件、1067億4千萬ドルで85・2%を佔め、工事請負による貨物輸出額は22・5%増の103億6千萬ドルに達した。
今年1~7月、海外投資企業4987社が関連擔當部門に登録、承認され、中國側の契約ベースの投資額は809億8千萬ドル。そのうち、登録、承認された非金融類の対外投資企業は4961社、中國側の投資額は752億5千萬ドル、金融類の対外投資企業は26社、中國側の投資額は57億2千萬ドルだった。
商務部のマクロモニタリングでは、今年1~7月、中國の海外投資活発指數は189・6~205・3で推移、比較的活発ゾーンにあり、全體的に安定している。7月當月の海外投資活発指數は192・93だった。
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