【新華社ハルビン8月13日】「中國とロシアの経済貿易が日増しに高まるにつれ、信用取引の規模も次第に拡大、中ロの貿易分野では信用を基準とした新たな運用メカニズムが必要とされている」。中國経済信息社の黒竜江分社の孫琦峰副総経理は8日、第二回中國-ロシア信用協力発展フォーラムの席上、このように語った。
同フォーラムは、第六回中國國際通関地貿易博覧會の枠組みにおける重要なイベントであり、中ロ両國の國境地域における投資や協力環境を最適化し、経済貿易の繁栄や発展を促進、交流するためのプラットフォームを構築することを目指す。
同副総経理の紹介では、「新華信用」は中國経済信息社が構築を請け負った専門的な信用情報に関するプラットフォームで、ここ數年、信用プラットフォームや信用シンクタンクサービスなどの分野で強みを積極的に発揮、黒竜江省綏芬河(すいふんが)市で中國-ロシア越境信用協力システムの構築を支援、雙方の経済貿易発展促進のため貢獻してきた。
綏芬河市は、ロシアや北東アジアへ開放された黒竜江省や全國の重要な窓口と架け橋であり、中國の東北地域の振興とロシアの極東開発という二大戦略を結びつける上で重要な働きをしている。ここ數年、綏芬河市は、中ロの國境通関地という地理的な特色を生かし、ビジネス環境を最適化するため、信用システムの構築業務を重要事業かつ強力な足がかりであり、中ロの地方における経済貿易協力を深化させる上での重要な保障となっている。
中國國際商會(CCOIC)が主催する第六回中國國際通関地貿易博覧會は8月8日から11日まで黒竜江省綏芬河市で開催。今回の博覧會は「通関地協力の強化、貿易発展の促進」をテーマに、主なイベントとして、第二回中國-ロシア信用協力発展フォーラム、第二回中國-ロシア持続可能な林業産業の発展(マッチング)フォーラム、第三回ロシア食品・水産物調達商談會などが開かれた。
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