
「長幹裏(南京市秦淮區內の古代の名稱)へ帰る─大報恩寺遺跡出土の宋代シルク展」が7日、中國江蘇省南京市の大報恩寺遺跡博物館で開幕した。同遺跡の発掘により2008年、大量の北宋時代(960~1127年)の貴重な文化財が出土した。うち百點近い絹織物には、綸子、綾絹、絁(あしぎぬ。太い糸で織った粗末な絹織物)、絹、薄絹、羅(目の粗い絹織物の一種)などが含まれている。これらの絹織物は、刺繍や絵のプリント、墨書きが施され、當時の織染工蕓の卓越した技術を示している。浙江省杭州市の中國シルク博物館は2009年以降、南京市博物館の委託を受けて、大報恩寺遺跡から出土した宋代の絹織物の保護修復と研究を行ってきた。今回の展覧會で、修復後の文化財が南京において初めて公開された。(新華社記者/孫參)












