【新華社北京7月24日】中國のソフトウェア開発・ITサービス大手の東軟集団(Neusoft)からの情報によると、世界のIT市場コンサルティング・サービス・プロバイダー大手のIDCがこのほど発表した「中國醫療ITソリューション市場シェア、2017:新興技術メーカー急速進歩」という研究報告書の中で、東軟集団は最も高い市場シェアで首位に輝き、8年連続トップをキープしたという。特筆すべきは、ここ3年のランキングで、東軟集団が第2位、第3位と年を追うごとに差を開き、圧倒的にリードしていることだ。中國証券報が伝えた。
東軟集団は1997年より醫療情報化分野に參入し始め、患者やヘルスケアユーザー、政府、保健行政機関、専門公共保健機関、醫療サービス機関、末端醫療保健機関に向け、全面的な醫療保健情報化ソリューションを提供し、業界リーダーとしての地位を保持し続けている。
醫療情報化分野での東軟集団のラインナップは、病院情報システム(HIS)、臨床情報システム(CIS)、電子カルテ(EMR)などだ。2017年末時點で、サービスを提供している病院數は合計2000以上となる。
特に、2017年、東軟集団が獨自開発した知的財産権を有する病院情報プラットフォームV3・0がIHE中國テスト認証に合格し、東軟集団の中核事業システムは市場シェアも評判も持続的に向上している。同社はまた、「インターネット+健康醫療」モデルにより、省・市・県の醫療一體化を推進しており、併せて、國家級「精確醫學ビッグデータ・プラットフォーム」建設に參畫し、科學技術部の悪性腫瘍ビッグデータ分析・応用システムプロジェクトを引き受けている。
事実上、醫療情報化分野にとどまらず、東軟集団はまた醫療保険、クラウド病院、設備製造などにも力を入れ、健康産業の全面的で體系的なシステムを整備している。
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