【新華社ワシントン7月16日】ポンペオ米國務長官は15日、米國と朝鮮が朝鮮戦爭で死亡した米兵の遺骨の搜索活動再開で合意したことを明らかにした。
ポンペオ氏は聲明の中で、米國と朝鮮両國の代表が同日、朝韓軍事境界線のある板門店(パンムンジョム)で2009年以降初となる將官級協議を行い、トランプ米大統領と朝鮮最高指導者の金正恩(キム・ジョンウン)氏が會談で合意した內容を実行するために、米兵の遺骨返還問題を協議したと語った。ポンペオ氏は、會談は「成果に富み、雙方は協力の意向を示し、確実に合意に達した」と述べた。今回は米兵5300人の遺骨が対象となる。
ポンペオ氏はまた、米朝政府関係者が16日に実務者協議を行い、朝鮮がすでに収容した米兵の遺骨の返還などについて協議すると述べた。
トランプ氏と金正恩氏は6月12日にシンガポールで會談を行い、共同聲明に署名した。両國は雙方が捕虜と行方不明者の遺骨を搜索することと、朝鮮が身元の確認している遺骨を返還することで合意した。トランプ氏はその後、朝鮮から米國に返還される遺骨は7500柱に上る可能性があると述べた。
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