【新華社北京7月1日】中國交通運輸部救撈局は29日、國際的に先進レベルの5千トン級サルベージクレーン船「徳合」號が交通運輸部煙&打撈局に正式配備されたことを明らかにした。これは、中國で吊り上げ能力最大の深水サルベージクレーン船で、今回の配備により、中國の水上重大突発事故への救急処置と緊急時のサルベージ能力は明らかに向上することになる。
「徳合」號は全長199メートル、型幅47.6メートル、型深15メートル、設計航行速度は13.5ノット、自重は4萬4855トン、定員は398人、海上での最大自給能力は60日である。船內にはリビングルーム、食堂、會議室、ジム、シアタールーム、醫務室などが設けられ、船室の設計は國際労働機関(ILO)と船級協會の最新規範および要求を満たしている。
交通運輸部救撈局によると、「徳合」號は今後、主に大型の沈沒した船や物品の引き上げ、迅速な除去任務を擔い、一定レベルの深水海洋エンジニアリング能力も備えるという。
「徳合」號は全電力推進係統を採用し、現時點で最も先進的なDP3の動力測位・バース測位のデュアルシステムと自動ヒール防止システムを搭載、異なる海域で正確な測位を可能とした。船內はWIFIを完備し、船室內では攜帯電話の信號も全面カバーしている。これは中國國內の大型船舶としては初めてで、船舶から外部へのスムーズな通信を確保した。
「徳合」號の船首最上部には近代的なヘリポートを搭載、救援ヘリコプターと連攜し、海と空からの立體救助・サルベージ作業を展開でき、飽和狀態の潛水作業のニーズも満たすことができる。
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