:
上海市で中日平和友好條約締結40周年記念國際シンポジウム
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-06-26 09:09:01 | 新華社 | 編集: 張一

中國社科院の武寅・元副院長、山口大學の纐纈厚・元副學長、中國社科院日本研究所の楊伯江副所長、東京大學の高原明生教授と川島真教授、上海日本學會の呉寄南會長など、中日両國の専門家や學者もシンポジウムで講演した。創価學會の池田大作名譽會長も祝辭を寄せた。

武寅氏は講演で次のように指摘した。中日両國は今日、歴史上かつてない局面に直面している。新たな歴史條件の下で「中日平和友好條約」の趣旨を引き続き実踐していくには、條約の精神が體現する內容への一層深い理解が必要となる。またそれを基礎として、今の時代にふさわしく、現実的に実行可能な方法を見つけなくてはならない。この方法の核心となる理念は、ゼロサム思考を捨て、対等に向き合うことだといえる。

武寅氏はまた、平和友好が中日関係の唯一の選択であることは、歴史の経験と現実が良い面や悪い面を含め証明していると指摘。中日両國が2千年の密接な往來と40年の風雨の試練を経て、國家と民族の根本利益という戦略的高みに立ち、互いに歩み寄り、対等に向き合い、協力ウィンウィンを目指すことは「中日平和友好條約」の趣旨と義務を真の意味で忠実に履行し、アジアと世界、歴史と未來への責任を真の意味で擔うことにつながると強調した。

池田氏は祝辭で、日本にとって中國は文化的に得難い大恩人であり、日本がこの縁を大切にしなければ正しい道から逸れることになると指摘。日中両國は子點孫點まで友好を続け、日點新しい友好の樹を育み、世界平和のため、「運命共同體」に基づき、地球と人類の利益のために長期的に貢獻していくべきとの考えを示した。

「中日平和友好條約締結40周年記念」國際學術シンポジウム參加者記念撮影(新華社配信、中國社會科學院提供)

今回のシンポジウムは「新型國家関係と人類運命共同體構築の推進」をテーマに、中日平和友好條約締約の歴史と精神を振り返るものとなった。學者らは學術講演後、日本の政治・外交・安全、経済・社會・文化の2つの分科會に分かれて熱心な討論を行った。両國関係の改善と発展へ向けた新しい施策について深い討議を交わし、中日関係を再び正常な軌道へ戻し、長期的で健全かつ安定した発展を推進するための提言を行った。このシンポジウムには中日友好に攜わる人點や専門家、學者、メディアの代表など300人余りが參加した。(記者林昶/張暁磊)

當社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無斷転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。

推薦記事:

第21回上海國際映畫祭金爵賞授賞式行われる

「中日平和友好條約」締結40周年シンポ、上海で開催

   1 2 3  

新華網日本語

上海市で中日平和友好條約締結40周年記念國際シンポジウム

新華網日本語 2018-06-26 09:09:01

中國社科院の武寅・元副院長、山口大學の纐纈厚・元副學長、中國社科院日本研究所の楊伯江副所長、東京大學の高原明生教授と川島真教授、上海日本學會の呉寄南會長など、中日両國の専門家や學者もシンポジウムで講演した。創価學會の池田大作名譽會長も祝辭を寄せた。

武寅氏は講演で次のように指摘した。中日両國は今日、歴史上かつてない局面に直面している。新たな歴史條件の下で「中日平和友好條約」の趣旨を引き続き実踐していくには、條約の精神が體現する內容への一層深い理解が必要となる。またそれを基礎として、今の時代にふさわしく、現実的に実行可能な方法を見つけなくてはならない。この方法の核心となる理念は、ゼロサム思考を捨て、対等に向き合うことだといえる。

武寅氏はまた、平和友好が中日関係の唯一の選択であることは、歴史の経験と現実が良い面や悪い面を含め証明していると指摘。中日両國が2千年の密接な往來と40年の風雨の試練を経て、國家と民族の根本利益という戦略的高みに立ち、互いに歩み寄り、対等に向き合い、協力ウィンウィンを目指すことは「中日平和友好條約」の趣旨と義務を真の意味で忠実に履行し、アジアと世界、歴史と未來への責任を真の意味で擔うことにつながると強調した。

池田氏は祝辭で、日本にとって中國は文化的に得難い大恩人であり、日本がこの縁を大切にしなければ正しい道から逸れることになると指摘。日中両國は子點孫點まで友好を続け、日點新しい友好の樹を育み、世界平和のため、「運命共同體」に基づき、地球と人類の利益のために長期的に貢獻していくべきとの考えを示した。

「中日平和友好條約締結40周年記念」國際學術シンポジウム參加者記念撮影(新華社配信、中國社會科學院提供)

今回のシンポジウムは「新型國家関係と人類運命共同體構築の推進」をテーマに、中日平和友好條約締約の歴史と精神を振り返るものとなった。學者らは學術講演後、日本の政治・外交・安全、経済・社會・文化の2つの分科會に分かれて熱心な討論を行った。両國関係の改善と発展へ向けた新しい施策について深い討議を交わし、中日関係を再び正常な軌道へ戻し、長期的で健全かつ安定した発展を推進するための提言を行った。このシンポジウムには中日友好に攜わる人點や専門家、學者、メディアの代表など300人余りが參加した。(記者林昶/張暁磊)

當社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無斷転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。

推薦記事:

第21回上海國際映畫祭金爵賞授賞式行われる

「中日平和友好條約」締結40周年シンポ、上海で開催

   上一頁 1 2 3  

010020030360000000000000011100441372811301