
22日、ワシントンのホワイトハウスで、米國を訪問中の文在寅(ムン・ジェイン)韓國大統領(左から3番目)を迎えるトランプ米大統領(左から2人目)。(新華社記者/楊承霖)
【新華社北京5月23日】トランプ米大統領は22日、ホワイトハウスで韓國の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と會談した。來月に予定されている米朝首脳會談などの議題について話し合い、朝鮮半島非核化を推進することで一致した。
ホワイトハウスのサンダース報道官は會談後の記者會見で、両首脳は予定されている米朝首脳會談などの議題について建設的な意見交換を行ったと表明した。
トランプ氏は同日正午、會談前に行われた文在寅氏との共同記者會見で、朝鮮の最高指導者金正恩(キム・ジョンウン)氏との會談は「6月12日に行わないかもしれない」と述べ、もし會談が予定通りに開かれない場合は、少し後に延期する可能性もあるが、現在協議中であると表明した。
文在寅氏は、韓國は米朝首脳會談を期待しており、會談が成功するよう全力でサポートすると表明した。
米メディアによると、文在寅氏は同日、ポンペオ米國務長官、ボルトン米大統領補佐官(國家安全保障問題擔當)と會見し、米朝首脳會談の開催準備を急ぐよう促した。ポンペオ氏は、米國が今のところ予定通りに會談の準備を進めていると表明した。 トランプ氏は10日、金正恩氏との會談を6月12日にシンガポールで開催すると明らかにした。
朝鮮外務省の金桂冠(キム・ゲグァン)第1外務次官は16日に談話を発表し、米政府が朝鮮の核廃棄を一方的に主張し続けるならば、朝鮮は米國との首脳會談開催を再考するだろうと表明した。
當社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無斷転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事:
