【新華社北京５月１４日】「ウルグアイ駐中國農業事務所を設けることにより、農業関連分野における中國とウルグアイの交流の更なる深化、戦略的提攜の更なる発展を期待している」。中國を訪問中のウルグアイのエンツォ・ベネッチ農牧水産相は新華社記者の取材に応え、このように述べた。
ウルグアイ駐中國農業事務所はこのほど北京で開所式が行われた。「中國はウルグアイ最大の輸出先であり、ウルグアイの高品質牧畜製品は中國市場で人気を呼んでいる」とベネッチ農牧水産相は述べ、「農業関連分野における両國の深いレベルでの交流と戦略的提攜を強化していきたい」との見解を示した。
ベネッチ農牧水産相は、ウルグアイは天然に恵まれた優位性と天然の有機農業による発展理念をベースに、自然生態係を守りながら農・牧・水産業生産の発展を推進する理念を固めており、グリーンで持続可能な発展を堅持していると述べた。
ベネッチ農牧水産相は、中國が生態文明建設による発展を重點に據えていることから、中國とウルグアイは有機的で持続可能な農業分野で戦略的提攜を更に深める潛在力を備えているとの認識を示した。ウルグアイは、農・牧業分野で中國の投資者に公平で良好な発展チャンスを提供する意向だ。 中國農業農村部の招きに応じ、ベネッチ農牧水産相は北京、上海などを公式訪問している。
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