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漢時代の「國道107號線」 河南省確山県で発見
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-03-30 10:20:05 | 新華社 | 編集: 張一

  【新華社鄭州3月30日】中國の考古學者はこのほど、河南省確山県任店鎮付近を通る國道G107號の脇で、今から約2千年前の漢時代の官道跡を発見した。國道G107號線は中國の南北を貫く交通の大動脈。発見された官道はちょうどこの國道に重なるように埋もれており、中國最古の「國道107號線」が発見されたと言えば歴史のロマンを感じるかも知れない。

  官道は朗陵故城遺址の中で発掘された。朗陵は中國の歴史の中でも有名な城郭都市で、県や郡の治所となった歴史は春秋時代から數え1300年以上に及ぶ。

  國道G107號線は同遺跡の西側部分を貫通し遺跡を東西に分斷している。遺跡では2本の道路跡が発掘されており、うち「2號道路」と呼ばれる遺構が南北方向に走り、部分的にG107號線の真下に埋もれている。同遺構の長さは252メートル、確認出來る幅は2・2~2・8メートル。路面の厚さは60センチで主に3層からなり、各層には多くのわだちの跡が場所によっては深い狀態(多くの車両が同じわだちの上を通過した狀態)で殘されていた。

  河南省文物考古研究院の劉海旺院長は「今回発見された官道は2千年前、中國で最も往來が激しかった道路だったのかもしれない。漢時代の官道の建設計畫や道路の修繕技術、また漢時代の車輌製作などを研究する上で重要な意義を持つ」と語った。

 

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漢時代の「國道107號線」 河南省確山県で発見

新華網日本語 2018-03-30 10:20:05

  【新華社鄭州3月30日】中國の考古學者はこのほど、河南省確山県任店鎮付近を通る國道G107號の脇で、今から約2千年前の漢時代の官道跡を発見した。國道G107號線は中國の南北を貫く交通の大動脈。発見された官道はちょうどこの國道に重なるように埋もれており、中國最古の「國道107號線」が発見されたと言えば歴史のロマンを感じるかも知れない。

  官道は朗陵故城遺址の中で発掘された。朗陵は中國の歴史の中でも有名な城郭都市で、県や郡の治所となった歴史は春秋時代から數え1300年以上に及ぶ。

  國道G107號線は同遺跡の西側部分を貫通し遺跡を東西に分斷している。遺跡では2本の道路跡が発掘されており、うち「2號道路」と呼ばれる遺構が南北方向に走り、部分的にG107號線の真下に埋もれている。同遺構の長さは252メートル、確認出來る幅は2・2~2・8メートル。路面の厚さは60センチで主に3層からなり、各層には多くのわだちの跡が場所によっては深い狀態(多くの車両が同じわだちの上を通過した狀態)で殘されていた。

  河南省文物考古研究院の劉海旺院長は「今回発見された官道は2千年前、中國で最も往來が激しかった道路だったのかもしれない。漢時代の官道の建設計畫や道路の修繕技術、また漢時代の車輌製作などを研究する上で重要な意義を持つ」と語った。

 

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