【新華社ワシントン3月28日】米國のトランプ大統領は27日、フランスのマクロン大統領、ドイツのメルケル首相と個別に電話會談を行い、ロシア外交官の追放や米國と歐州の貿易などの問題について協議した。
米ホワイトハウスが同日発表した聲明によると、トランプ氏と仏獨首脳は、英國がロシアの元スパイの暗殺未遂事件を受けてロシア外交官を追放したことを支持した。
聲明によると、マクロン氏との電話會談で、トランプ氏はシリア問題についてトルコとの協力を強化することを明らかにした。また、雙方は米國と歐州連合(EU)間の貿易問題を協議した。メルケル氏との電話會談では、トランプ氏は米國とドイツ両國の協力関係を重ねて表明し、関稅などの問題について協議を行った。
これまでに、EU加盟國と米國を含む西側諸國20數カ國が、100名を超えるロシア外交官を追放した。ロシア外務省は26日に聲明を発表し、西側諸國がロシアの外交官を追放していることに強く抗議し、対抗措置を取る方針を示した。
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