【新華社北京2月7日】中國人民銀行は今年、金融政策とマクロプルーデンス政策の2本柱によるコントロールの枠組みを整え、金融政策の穏健+中立を維持し、重大金融リスクを防ぎ、解消する厳しい戦いに取り組み、金融改革・開放の発展を大いに推進し、金融が実體経済により良く寄與するよう促すとしている。人民銀行が同日明らかにした。同日まで開かれた2018年人民銀行工作會議で次のように打ち出された。今年、金融政策の穏健+中立を維持する。各種金融政策手段を総合的に生かし、銀行システムの流動性の合理的安定を維持し、通貨・信用と社會融資規模の合理的伸びを促す。
供給サイドの構造改革を一段と支援するため人民銀行は今年、金融機関が國民経済の重點分野と弱い部分に対する支援を強化し、軍民融合発展や郷村振興などの國家戦略に対する金融支援に取り組み、極度貧困地區の金融による的確な貧困救済を推進するよう導く。住房金融システムを整備し、住宅賃貸金融支援システムを確立、整備する。
金融リスクを防ぎ、解消する面で人民銀行は金融リスクの研究・判斷と重點分野のリスクコントロールを強化し、金融リスク監視、評価、警戒、処理システムを整える。マクロプルーデンス政策の枠組みを一段と整備し、影の銀行(シャドーバンキング)や不動産金融などのマクロプルーデンス管理を強化する。インターネット金融の監督管理とリスク防止の長期的に有効な仕組みを確立、整備する。
金利と為替については今年、金利市場化改革を深め、「金利回廊(interest rate corridor)」制度を引き続き模索し、金利のコントロール能力を高める。市場が為替を決定する度合いを高め、人民元為替レートを合理的でバランスのとれた水準に基本的に安定させる。
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