【新華社上海11月3日】「私は台灣の娘であることを光栄に思い、中國人として生まれたことを誇りに思う」。中國共産黨第19回全國代表大會(第19回黨大會)期間中、盧麗安代表は人民大會堂の「黨代表通路」で中國內外のメディアに対しこのように述べた。
盧麗安氏は、1968年に台灣の高雄市で生まれ、29歳の時から仕事のため上海市に住み始めた。2015年に中國共産黨に入黨した彼女は、「黨代表通路」に登場した最も「若い」黨員である。
復旦大學での勤務に戻り、盧麗安氏は第19回黨大會の精神を語りながら、講義の準備や科學研究などの業務に打ち込んでいる。彼女は、これまで通り青年たちと共に中華文化を継承、革新し、中國と外國の文化の交流・相互學習を促進し、両岸の運命共同體、人類の運命共同體の構築のために努力していくと語った。
黨代表として第19回黨大會に參加し、各地から來た多くの末端黨組織の代表と會い、盧麗安氏は中國の大きさ、民族の多さ、文化の多彩さを改めて感じた。「私は、台灣省籍であり、中國の大家族の一員であり、皆が一つに結集することこそ人民のために福祉を図り、民族のために復興を図ることだ。このような共同作業や集団活動に受けた感銘は最も忘れられないものだ」。
盧麗安氏の學生であり、復旦大學の博士大學院生である辛媛媛氏は、盧先生はこれまでもずっと架け橋としての役割を果たしたいと願っており、外國文化の學習と同時に、中華文化も「広めていく」ことを行っていると話した。
「歴史は選べないが、今は把握できるし、未來は切り開ける」。盧麗安氏は、國內外の台灣同胞が中國の夢の共同実現という偉大な事業に參加できるよう願っている。
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