【新華社モスクワ11月2日】(記者/胡暁光 廖氷清)在ロシア中國大使館経済商務処の李靜援公使參事官は10月31日、中國とロシアの経済貿易協力は絶えず質が向上し、アップグレードしていると述べ、「安定した増加、構造の調整、方式の転換」が著しい効果を上げており、協力の未來は明るいとの見方を示した。
李靜援氏は新華社記者のインタビューに応じた際、中國とロシアの経済貿易協力は現在、優勢相補、互いを主要な優先協力パートナーの戦略的に絶好の時期にある。2017年初め以來、両國の経済貿易関係は絶えず発展し、経済貿易協力の質、効果、利益が大幅に高まっているとの見方を示した。
李靜援氏の説明によると、2017年1-9月、中國とロシアの両國間の貿易額は前年同期比22.4%増の613億8000萬米ドルに達した。中國はロシアの最大貿易パートナーの地位を維持し続け、両國の貿易構造は絶えず最適化し、クロスボーダーECなど新型の貿易方法も急速に発展している。
李靜援氏はさらに、中國とロシア両國が政治的な信頼を互いに強めている背景のもと、両國の企業は提攜意欲を深め続けており、経済技術提攜の歩みは加速し、提攜方法もさらに多元化する傾向にあると語った。厳密に正確な統計ではないが、現在ロシアにある中國資本企業は1200社を超えており、その中にはエネルギー、工事請負、交通、機械、自動車など様點な分野が含まれるという。
近年、中國とロシアのクロスボーダーEC提攜は急速に発展し、すでに両國の経済貿易協力において新たなポイントとなっている。今年上半期、中國とロシアのEC貿易額は同比26.6%増の約16億米ドルとなり、ロシアのネットユーザーが中國の商品を購入する注文が同比5倍増となった。
ロシアのメドヴェージェフ首相は31日から3日間にわたり中國を公式訪問する。李靜援氏は、この訪問は第19回黨大會閉幕後、ロシアの首脳クラスによる初めての訪中であり、新たな體制のもと中國とロシア両國が実際的な友好関係を発展させるため、新たな原動力を注入するものになると考えている。
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