新華網北京10月10日(記者/陳立希)イランのイスラム革命防衛隊のモハンマドアリー・ジャアファリー司令官はこのほど、米國がイスラム革命防衛隊を「テロ組織」と認定し、イランに追加制裁を科すなら、米國の灣岸地域の軍事拠點は注意しなければならなくなると述べた。
米國のトランプ大統領は就任以降、イランに対して強硬な立場を取り、イラン核合意から離脫すると頻繁に威嚇している。米ホワイトハウスは6日、イランに対する新しい戦略の一環として、トランプ大統領がイランのミサイル発射実験、「テロ支援」、サイバー攻撃などの行動に対する新たな制裁を発表することを明らかにした。
イランの國営メディアは、ジャアファリー司令官が新しく示した見解を引用して、「これまでにも述べたように、米國が新たな制裁案を可決すれば、米國はこの地域(灣岸地域)の基地をイランの弾道ミサイルの射程2000キロメートルの外まで移動しなければならなくなる」と報道した。
(新華社より)
推薦記事:
「核兵器廃絶國際キャンペーン(ICAN)」が2017年のノーベル平和賞を受賞
