新華網北京9月18日 「朝早く起きて、長い行列に並び、門が開くと人が押し寄せる」。人民日報の報道によると、最近、故宮でこんな現象が起きている。9月15日、故宮博物院の2017年度大規模展覧會『千里の山河─歴代青緑山水図特別展』が開幕された。後代に殘る多くの名作が展示される中、『清明上河図』に並ぶ北宋時代の名畫『千里江山図』が注目を集めている。ここ數日、名畫を見るために「押し寄せる」人たちの「故宮ダッシュ」が再びトレンドワードになっている。
前回「故宮ダッシュ」が起きたのは、2年前の「石渠寶笈(せっきょほうきゅう)特別展」の時で、展示された『清明上河図』の鑑賞に今回と同じような人だかりができた。海昏侯墓の文化財展から大英博物館の100品文化財展まで、ここ數年大ヒットする展覧會が続點と登場されてきた。會場は観客で人だかりをみせ、連日満員が続く。この狀況は、伝統への興味や文化生活の追及、精神生活への注目と関心が新たな社會的ブームとなっている証ではないかと説明できる。こうした角度から見ると、「故宮ダッシュ」も現代の中國人の文化的訴求の自然な現れと言える。
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