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中國の二次元消費は驚異的 日本アニメが若者に大人気
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2017-08-11 13:16:38 | チャイナネット | 編集: 實習生3

 日本メディアによると、日本のアニメは中國で大きな影響力を持っている。

 『日本経済新聞』ウェブ版が8月9日に伝えたところによると、上海メルセデスベンツ文化センターで7月22日に開かれたビリビリ動畫のアニメイベントで、女性歌手のAimer、9人組女性グループのAqoursなど6組の日本人歌手が歌を披露した。どの曲も若者によく知られており、日本語の歌をうたうと、ステージの下にいた観客は立ち上がり、歓聲をあげてペンライトを振って楽しんだ。

 23日のイベントには2人組ユニットのGARNiDELiA、女性歌手のLiSA、『スラムダンク』の主題歌を歌う大黒摩季らが登場し、ファンを喜ばせ、中には感動の涙を流す女性もいた。

 今回招かれた歌手には、アニメと関係しているという共通點がある。日本のアニメは中國で大きな影響力を持っている。1980年代に『一休さん』がテレビで放送されてから、『ドラえもん』や『鉄腕アトム』などのアニメが中國で人気を集めた。90年代以降は『スラムダンク』、『進撃の巨人』、『小林さんちのメイドラゴン』、『黒執事』などが流行した。

 今回のイベントの入場料は580元から1500元。上海市の新卒生の月収と比較すると決して安くないが、チケットは売り切れた。また、會場の外には580元のチケットを1500元の高値で売るダフ屋もいた。2017年、中國アニメ市場の規模は2010年の3倍の1500億元に達し、2015年の日本の1兆8000億円(約1096億元)を上回る見通し。イベント會場のグッズ売り場には長蛇の列ができ、「二次元消費」の力は淒まじいとわかる。

 どのような人たちがこの消費を支えているのだろうか。大學入試を終えたばかりの男性・馮さん(18)は貴州市からこのイベントのために上海を訪れた。月1000元の小遣いを貯めて航空券とチケットを購入したという彼は、中學生の頃に日本のアニメが好きになったという。

 浙江省から訪れた女子大生(19)と中學生(14)はコスプレをして參加。2人はコスプレに1400元かけたという。記者が日常生活について尋ねると、女子大生は地元の師範大學で數學を學んでおり、家庭教師の生徒と一緒に訪れたと話した。そのほかに、広東省から訪れた男性醫師(28)やアニメのためなら金を惜しまないという女性會計士(21)もいた。

 同メディアは、これらの若者の悩み、夢、生活は多様化し、彼らは近い將來、中國の消費を擔う世代になるだろうと論じた。

 

(チャイナネット)

 

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新華網日本語

中國の二次元消費は驚異的 日本アニメが若者に大人気

新華網日本語 2017-08-11 13:16:38

 日本メディアによると、日本のアニメは中國で大きな影響力を持っている。

 『日本経済新聞』ウェブ版が8月9日に伝えたところによると、上海メルセデスベンツ文化センターで7月22日に開かれたビリビリ動畫のアニメイベントで、女性歌手のAimer、9人組女性グループのAqoursなど6組の日本人歌手が歌を披露した。どの曲も若者によく知られており、日本語の歌をうたうと、ステージの下にいた観客は立ち上がり、歓聲をあげてペンライトを振って楽しんだ。

 23日のイベントには2人組ユニットのGARNiDELiA、女性歌手のLiSA、『スラムダンク』の主題歌を歌う大黒摩季らが登場し、ファンを喜ばせ、中には感動の涙を流す女性もいた。

 今回招かれた歌手には、アニメと関係しているという共通點がある。日本のアニメは中國で大きな影響力を持っている。1980年代に『一休さん』がテレビで放送されてから、『ドラえもん』や『鉄腕アトム』などのアニメが中國で人気を集めた。90年代以降は『スラムダンク』、『進撃の巨人』、『小林さんちのメイドラゴン』、『黒執事』などが流行した。

 今回のイベントの入場料は580元から1500元。上海市の新卒生の月収と比較すると決して安くないが、チケットは売り切れた。また、會場の外には580元のチケットを1500元の高値で売るダフ屋もいた。2017年、中國アニメ市場の規模は2010年の3倍の1500億元に達し、2015年の日本の1兆8000億円(約1096億元)を上回る見通し。イベント會場のグッズ売り場には長蛇の列ができ、「二次元消費」の力は淒まじいとわかる。

 どのような人たちがこの消費を支えているのだろうか。大學入試を終えたばかりの男性・馮さん(18)は貴州市からこのイベントのために上海を訪れた。月1000元の小遣いを貯めて航空券とチケットを購入したという彼は、中學生の頃に日本のアニメが好きになったという。

 浙江省から訪れた女子大生(19)と中學生(14)はコスプレをして參加。2人はコスプレに1400元かけたという。記者が日常生活について尋ねると、女子大生は地元の師範大學で數學を學んでおり、家庭教師の生徒と一緒に訪れたと話した。そのほかに、広東省から訪れた男性醫師(28)やアニメのためなら金を惜しまないという女性會計士(21)もいた。

 同メディアは、これらの若者の悩み、夢、生活は多様化し、彼らは近い將來、中國の消費を擔う世代になるだろうと論じた。

 

(チャイナネット)

 

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