新華網北京3月31日 外交部の陸慷報道官は30日、米國側が中國の対米貿易はアンフェアだと批判することについて、次のように述べた。中米の経済貿易関係の本質は互恵ウィンウィンのものだ。中國側は米國側と共に努力し、相互尊重と協力ウィンウィンという原則の下で、両國の経済貿易分野における実務的協力を拡大し、対話を通して経済貿易面での摩擦を適切に処理していきたい。
當日の記者會見で、ある記者は、経済貿易問題は中米元首會合の一つの主な議題だという報道がずっと存在して、米國側は近頃、中國側の対米貿易がアンフェアで、米國の経済利益を損じたと批判し、現在の中米関係に経済貿易問題が目立つだと思っているのか、と質問した。
陸報道官は次のように述べた。中米の経済貿易関係の本質は互恵ウィンウィンのものだ。國交を樹立してからの38年間、中米の経済貿易関係は目覚ましい発展を遂げ、両國の商工業界や消費者たちに目に見える形の実益をもたらしてきた。統計によると、2016年の中米雙方の貨物貿易額は5196億ドルに上り、國交樹立當時より207倍に増加した。米國側は常に貿易のアンバランス問題に懸念を示しているが、実際には、中國の対米貿易赤字の約4割は、中國に進出しているアメリカ企業によるものだ。また、米中経済貿易委員會の統計によると、2015年の米中雙方の貿易と雙方向の投資で、米國では260萬の雇用の機會が創出された。毎年、一つの米國家庭が両國の経済貿易関係で850ドルを節約できるという。陸報道官は「當然のことだが、中國側も両國の経済貿易協力から利益を受けています。」と述べ、中國が改革開放を行って以來、大きな変化を遂げられるのは、米國を含む世界各國との協力によるおかげであると述べた。
陸報道官は「われわれは米國側と共に努力し、相互尊重と協力ウィンウィンの基礎の上に、両國の経済貿易分野における実務的協力を拡大し、対話を通して経済貿易での摩擦を適切に処理し、中米貿易関係を健やかで穏やかに発展させていくように願っています。」と述べた。(翻訳/王珊寧)
(新華社より)
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