新華網ジュネーヴ1月19日(記者/霍小光、李忠発、駱珺)中國の習近平國家主席は18日、パレ・デ・ナシオン(國連ジュネーブ本部)で「人類の運命共同體を共に語り築こう」をテーマとするハイレベル會議に出席し、『人類の運命共同體を共に構築しよう』と題する基調講演を行い、人類運命共同體の理念について深く、全面的かつ係統的に述べ、人類の運命共同體の構築という偉大なプロセスを共に推進し、対話と協議、共同構築と共同享有、協力・ウィンウィン、交流と相互學習、グリーンと低炭素化を堅持し、恒久平和、普遍的安全性を維持し、共に繁栄し、開放的・包容的な清潔で美しい世界を築き上げることを主張した。
習主席は講演で次のように指摘した。人類はまさに大発展、大変革、大調整の時期にあり、まさに課題が盡きることなく次點と現れ、リスクが日増しに増えている時代に置かれている。過去100年余りの歴史を振り返ると、全人類共通の願いとはつまり平和と発展だと言える。中國の方案は、人類の運命共同體を構築し、ウィンウィンの共有を実現することだ。
習主席は、人類運命共同體を構築するには、國際社會がパートナーシップ、安全保障枠組み、経済発展、文化交流、生態係建設などの面から努力を払っていくべきだと強調した。
習主席は更に次のように強調した。中國は「世界が良くなってこそ、中國が良くなる。中國が良くなってこそ、世界が良くなる」と一貫してみなしてきた。未來に向けて、世界の平和を維持していくとの中國の決意は変わらない。中國が貧しく弱い國から世界第2位の経済大國へと発展できたのは、対外軍事力の拡張や植民地略奪によるのではなく、人民が勤勉で、平和を維持してきたからなのだ。中國は始終変わらず平和発展の道を進み、永遠に覇権を稱えず、永遠に拡張せず、永遠に勢力範囲を求めない。中國は引き続き互恵・ウィンウィンの開放戦略を勵行し、各國が中國の発展の「相乗り自動車」に搭乗するのを歓迎する。中國が「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」構想を提唱したのはつまり、ウィンウィン・共同享有の発展を実現させたいからだ。中國がパートナーシップを打ち出す決意は変わらない。中國は獨立自主の平和外交政策を堅持し、平和共存五原則を踏まえて、すべての國と友好的な協力を発展させていく。中國が多國間主義を支持する決意は変わらず、國連を中心とする國際體系を揺るぎなく守り、國連憲章の趣旨と原則を礎石とする國際関係の基本準則を揺るぎなく守り、國連の権威と地位を揺るぎなく守り、そして國際の事務における國連の中心的役割を揺るぎなく守っていく。
(新華社より)
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