
見た目は「変なおじさん」から「美少女」へと変化したが、日本のマンガに登場する中國人キャラのおかしな日本語には変化がない。これには事情がある。
このおかしな日本語は「アルよ語」と呼ばれ、漫畫の中國人キャラに必須の要素だ。語尾に必ず「アルよ」とつけるのが最も特徴的で、このように呼ばれる。「アルよ語」は正しい日本語の助詞を省略し、片言の日本語に聞こえる。
金教授は著作の中で、外國の商人が日本人と交流する際に、正しい日本語を使わなかったためだと分析している。漫畫で中國人キャラが慣例的に用いるようになったのは、『のらくろ』の影響があるという。











