青少年の科學技術に関する素養の育成が、ますます重視されるようになってきている。中國青年報社會調查センターはアンケート調查機関の問巻網を通じ、2002人を対象に調查を行った。回答者の93.6%は、子供の頃から科學に関する素養を育むことが重要としており、79.3%は子供に科學普及をテーマにしたゲームで遊ばせると回答した。中國青年報が伝えた。
子供に科學知識を學ばせるため、利用される手段としては、主に「科學技術館の見學(61.0%)」、「科學普及サークルへの參加(59.9%)」、「科學普及ゲームの利用(46.8%)」となっている。北京市在住の保護者、王軍さん(仮名)は、5歳の子供をよく科學技術館に連れて行くという。「家で科學の原理を説明しても、分かったような分かってないような反応を見せる上、興味を持って聞いてくれない。科學技術館には多くの子供がおり、興味深い実験もあるので、一目で理解できる」と話す。
回答者の79.3%が子供に科學普及をテーマにしたゲームで遊ばせるとした。8.5%は遊ばせないとし、12.2%は分からないと回答した。中國科技館科學普及映像センター副主任の呉彥氏は「まず遊ばせることで、科學普及に興味を持ってくれれば、さらなる係統的な學習を促すことができる」と指摘した。
(人民網日本語版)
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