
資料寫真:2回目のテレビ討論會
新華網米國ラスベガス10月21日(新華社記者/陸佳飛、支林飛、周而捷)現地時間19日夜、米國大統領選の民主黨候補のヒラリー・クリントン氏と共和黨候補のドナルド・トランプ氏は3回目となる最後のテレビ討論會を行った。討論中に、両者は相手への敵意を少しも隠すことなく、さまざまな機會を捉えて相手側の「汚點」を激しく攻撃し、各種醜態を余すところなく暴露した。
米國大統領選挙及び政治の場において絶え間なく互いに批判し、足を引っ張り合う姿を見飽きた多くの有権者たちは、米國の政治家が國の將來と平民の生活に配慮することなく、自身の利益だけを追求する狹隘の行いに対し反感と失望を抱いている。
互いを激しく批判
同日夜、ヒラリー氏とトランプ氏の両者は引き続き「全面対決」になり、相手のイメージを悪化させるように懸命に努めることで、相手が米國の大統領に相応しくないことを立証した。
トランプ氏はヒラリー氏の発言の途中で、割り込んで発言し、ヒラリー氏を「下劣で汚らしい女」、言うことすべてが噓と批判し、以前に権力と金銭の取引が噂された「クリントン財団」を「犯罪グループ」と呼んだ。ヒラリー氏はトランプ氏はロシアのプーチン大統領の「操り人形」だと主張し、得意とする政策答弁でトランプ氏は厳粛さに欠ける蕓人で、甘やかされた幼稚な金持ちの跡取りだと形容した。
トランプ氏の「不正」
トランプ氏は選挙結果を受け入れるかどうかという質問に回答した際に、承諾を拒否し、「その時になってから話す」とだけ語った。この態度は米國の大統領選挙史上、一貫して継続されてきた「敗者が臣下として服従する」という伝統を覆すものだ。
10月以降、トランプ氏は女性に対するわいせつな発言を口にしている場面の録音テープが公表され、更に女性數名は彼が性的暴行をしたと訴えたことにより、共和黨內の実力派政治家が大規模範囲でトランプ氏を「見捨てる」事態となっている。トランプ氏も共和黨幹部と公の場で対立し、選挙がコントロールされていると聲高に叫び、これによって非建制派の現行の有権者基盤を固めようとしている。
(新華社より)
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