
新華網北京9月24日(新華社記者/呉黎明)現地時間の21日午前、國務院の李克強総理はニューヨーク國連本部で行われた第71回國連総會の一般討論演説に出席し、重要談話を発表した。これは李総理が國連総會で行った「ファーストショー」の見物だといえる。 連日にわたり、持続可能な発展をテーマとする座談會の主宰から、難民問題に関する2回の會議の出席まで、また多國の指導者との二國間會談の開催から各界の友好人士との相互交流まで、李克強総理の國連訪問で引き起こした「中國の風」は、今回の國連総會の會期における美しい景観となり、熱烈な拍手や外國人指導者が通路に並んで祝賀の意を表したことが、その明らかな証拠だといえる。 「中國の風」がなぜ歓迎されるかというと、中國の主張が急所を突き、世界的な課題に対応するために方向を明示したからだ。
現在の世界の多くの問題は、いずれも発展不足が引き金となっており、李総理は次のように呼びかけた。世界各國が心を一つにして協力し、世界経済が真に力強く、持続可能で、バランスのとれた包括的な成長の道を進むことを推進する。難民危機に対する根本的な対策は、戦爭を停止させ、発展を回復し、難民輸出國に長期にわたる太平・安定と発展・繁栄の道を歩ませることで、テロ対策では、斷固として掃討するとともに、二重基準(ダブルスタンダード)を行うことはできず、またテロを特定の民族や宗教、教派と繫がりをつけてはならない。グローバル化の流れに逆らうことに対しては、積極的に措置を講じて解消するべきで、小さな失敗に懲りて大切なことをやめ、小事のために大事をしくじってはならず、また経済のグローバル化は各國の長期的、根本的な利益に合致しており、大勢の赴くところだと言える。
「中國の風」がなぜ歓迎されるかというと、中國の擔當が一面の青い空を支え、世界に新たな希望をもたらしたからだ。
持続可能な発展は今回の國連総會における1つの重大なテーマで、中國は持続可能な発展を推進する先駆者であり推進者だ。中國政府はすでに『中國の持続可能な開発のための2030アジェンダ実施に関する國別方案』を既に批准しており、また公表する予定であるのは、國際での承諾を実行する中國の決意を十分に示した。國際社會における難民問題解決のための努力を支援するため、中國は関連國や國際組織に総額3億ドルの人道主義援助を提供する。2015年末の時點で、中國は166の國と國際、地域組織に累計で4000億余りの人民元の援助を提供しており、発展途上國のために各種の人材1200萬人あまりを育成した。
「中國の風」がなぜ歓迎されるかというと、中國の自信は「スタビライザー」的なもので、世界に新たな「鎮靜剤」をもたらしたからだ。
中國経済に対する外部の理解不足に直面し、李総理は多くの場で中國経済の情勢について説明し、確固たる數字と生き生きとした事例を用いて世界に向けて難しい問題に答えてきた。中國が一環して世界の成長をリードしてきたことは、中國の民衆に幸福をもたらしただけでなく、世界中の民衆に恩恵を施した。未來を展望し、中國は改革の深化の中で発展し、開放の拡大の中で発展し、平和の擁護の中で発展せねばならない。
(新華社より)
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