新華網北京8月2日(記者/王慧慧、王卓倫)2016年の20カ國・地域グループ(G20)杭州サミットが9月4日から5日にかけて浙江省杭州市で開催される。昨年の12月1日にG20議長國を引き継いでから今に至るまで、中國はすでに3回の協調人會議、3回の財務大臣・中央銀行総裁會議及び多くの専門部長會議を開催してきた。各當事者は一連の重要な成果を達成させ、サミットの討論に提起する準備をしている。
協調人會議:政治からサミットの成果に対し統括的な計畫を立てる
協調人は各メンバーの指導者より任命され、多くは外交、経済、金融事務の責任を擔う高官が擔當し、政治からサミットの成果に対し統括的な計畫を立てることに重點が置かれている。G20議長國を引き継いで以來、中國はすでにそれぞれ1月と4月、6月に3回の協調人會議を開催してきた。4回目の協調人會議は9月1日から2日にかけて杭州市で開催される予定だ。
3回目の協調人會議は杭州サミットの準備作業が追い込み段階に入る一度の肝心な會議で、成果の進展に狙いを定め、サミットの成功を確保することにとって重要な意義を持つ。會議では杭州サミットの枠組み日程などの関連の手配について通達し、指導者コミュニケの基本的な枠組みや要素について原則的な共通認識に達し、サミットの核心的な成果について深く意見を交わして関連の進展に狙いを定めている。
財政・金融會議:世界の経済成長のために「処方せんを書く」
財務大臣・中央銀行総裁會議は、具體的な金融問題に関する協議の実施を擔當し、サミットでの合意のために基礎を固める。今年の杭州サミット前に3回の財務大臣・中央銀行総裁會議と4回の財務副大臣・中央銀行副総裁會議が開催され、世界経済の成長の促進のために策を巡らし、知恵を絞る。
中國側の推進のもとで、G20は積極的に措置を講じてインフラ投資を促進し、世界の総需要を拡大し、中長期的な経済成長のために基礎固めをすることに対して承諾を行う。各當事者は『グローバルインフラ・相互接続に関する同盟の提案』を可決し、民間部門のインフラ投資を奨勵していく。
部長會議:異なる角度から豊富な成果を得る
G20の活動は1年にまたがり、中國の20都市では各種會合が年間を通じて66回開催され、そのうちの閣僚級會合は23回に達している。5月末以來、農業、エネルギー、雇用、貿易といったG20の専門部長會合4回が集中的に開催されてきた。女性會合、シンクタンク會合、民間社會會合、労働會合、青年會合などの大型で一體化した會合が続點に開催されている。これらの會合は異なる分野、異なる角度から、杭州サミットのために準備を整え、また各當事者の共通認識が行動に転化されるよう進められている。
現在、中國が設定したサミットのテーマと重點議題は各方面からの幅広い支持を得ており、サミットの成果の枠組みやプレートは基本的に形づくられ、主な活動のための手配はすべて最終的に決定され、會場建設などが良好に実施されている。中國は現在、今回の盛會が成功裏に開催されるため、最後の準備と改善を行っている。
(新華社より)
関連記事:
