新華網北京7月29日(記者潘潔)多數の専門家や學者が28日、中國人民大學重陽金融研究院による主催の「G20と中國」國際シンポジウムに參加した際、當面の世界経済は回復力が乏しいので、20カ國グループ(G20)杭州サミットが各當事者に広範な共通認識の達成を推進させ、合力を形成し、世界経済の持続的成長のために助力を與えられるよう期待するとの見方を示した。
元中國側のG20事務の協調人である何亜非氏は基調講演の中で、2008年の金融危機以降、世界経済は長期にわたり低迷しているので、國際社會は中國がG20に世界経済をリードさせ、世界経済を長期低迷の苦境から脫出させるのを推進することができるよう期待していると指摘した。
今年のG20杭州サミットのテーマは「革新的で活力があり、連動して包容的なグローバル経済の構築」だ。これに対し何亜非氏は、現在まず解決せねばならないのは、主要経済體のマクロ経済政策や金融政策の協調に関する問題で、各國、特に主要経済體間の政策が互いに「足を踏み合う」のを防止することだとの見方を示している。
中國國際経済交流センターの陳文玲総経済師は、世界経済が「L字形」の動きを呈する背景のもと、グローバルな共通認識をいかに形成し、新たな原動力をいかに探し求めるかは、G20杭州サミットの1つの大きな見所になるものとみなしている。
(新華社より)
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