
2016年度の大學入學試験まで2週間を切り、間もなく「決戦」の幕を開ける。不正行為を有罪ににしてから初めての入學試験として、多くの地域では具體的措置を発表、試験會場での不正行為防止システムを強化する。「顔認証と指紋認証」の始動、試験監督の強化、時計の持ち込み禁止など大學入學試験の規律遵守の保障対策が講じられている。中國新聞網が伝えた。
刑法修正案(九)施行後初の入試、試験場の規律は「史上最も厳しい」
2015年11月1日に正式に施行された刑法修正案(九)は、法律で規定されている國家入學試験で不正行為を企てた者は最高で懲役7年を含む所定の刑に処すると規定している。不正行為を有罪にしてから施行した初めての入學試験として、多くのメディアが今年の試験會場規律は「今までで最も厳しい」としている。
教育部(省)が今年3月に発表した「2016年度一般大學における學生募集に関する通知」の中で、各地に対して総合的に試験環境の改善、ネット上の入試情報の管理、不正行為に使われる機械販売の取り締まり、試験會場周辺環境の浄化、替え玉受験の取り締まりなどの特別措置を行なうよう明記している。
このほか、教育部が通達した「2016年度一般大學における學生募集の全國統一入學試験の活動規定」では、今年度の大學入試の答案用紙の印刷、製作、輸送、保管、試験の実施、採點などのプロセスについて明確に規定している。
