
新華網北京5月24日 中國共産黨中央政治局常務委員で、全國人民代表大會の張徳江委員長は23日、中央黨學校で、人民代表大會制度をテーマにした報告を行った。
張委員長は報告の中で、人民代表大會制度が中國で実施される歴史的プロセスを振り返り、次のように述べた。中國共産黨は発足したその日から、中國人民が主役となって自らのことを決め、中華民族の偉大なる復興を果たすことを自分の使命にしてきた。マルクス・レーニン主義を中國の実情と結びつけて、國家政権の組織と活動などの根本的な問題に対して実踐を試み、理論的な思考を重ねてきて、最終に人民代表大會制度を中國の根本的政治制度とすることを確定した。これは歴史の選択であり、人民の選択である。これを大切にし、終始これを守り、絶えず発展させていく必要がある。
張委員長はまた、人民代表大會制度の特徴と優位性が以下の6點に表れた。それは、①中國共産黨による指導、②人民が主役となり、自らのことを決めること、③法による國家管理、④民主集中制の実施、⑤國の実情と現実的な狀況により中央と地方の関係の規範化を図ること、⑥社會主義近代化建設に力を集中させることという6點だ。
張委員長はまた、次のように強調した。人民代表大會制度は中國の特色ある社會主義制度の重要な一要素で、中國の國家管理システムとガバナンス能力を支えている根本的な政治制度でもある。習近平氏を総書記とする黨中央を中心としてこれまで以上により緊密に団結し、人民代表大會制度への自信を堅持し、「四つの全面」に関する戦略的配置をしっかりと協調的に推進し、その法的職責を真剣に履行していて、揺ぎ無く、時代と共に、人民代表大會制度の完備をはかり、黨と國の振興、発展、長きに渡る安定と繁栄の実現に向け、より完備な制度保障を提供していく
中央黨學校の委員會メンバーや一部分の元委員會メンバー、學生全員と教職員代表ら、合わせて2200人が報告會に出席した。
(新華社より)
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