
中國中車長春軌道客車株式有限公司海外業務部の擔當者は10日、ロシアのモスクワ郊外、あるいはウラル地區で、ロシアに中國の高速鉄道列車を提供するため、その組み立てラインを建設すると明らかにしました。
この擔當者によりますと、中國とロシアはそれぞれ50%をホールディングスする合資企業を設立し、モスクワとカザンを結ぶ高速鉄道の列車の開発と組み立てを主な任務とするということです。工場の場所はこの夏に決められ、初の列車は2018年中に出來上がる予定で、最高時速は360キロ、最低運転溫度はマイナス50摂氏度となります。この高速鉄道の開通により、モスクワからカザンまでの列車走行時間は、従來の11時間から3時間30分までに短縮されます。
また、モスクワからカザンを結ぶ高速鉄道は今後、さらに東へ延長され、カザフスタンを経て中國に入り、北京に至る予定です。その際、中國とロシアの首都が高速鉄道で結ばれ、鉄道の総延長は7000キロに達するということです。
(中國國際放送局)
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