新華網北京4月30日(記者/李汶羲)中國の王毅外交部長は29日、ロシアのラブロフ外相との會談の後、共に記者と會見し、記者の質問に答えたときに、雙方は會談中、朝鮮半島情勢に応対し達成した共通認識を紹介した。
王毅外交部長は次のように表明した。中ロは朝鮮半島の近隣で、半島問題で共同の利益と関心を持っている。中ロ雙方は、半島非核化の実現、半島の平和と安定の維持、対話と協議で各方面の合理的関心事項を解決することが、中ロを含めた各方面の共通利益と合致するもので、國連安保理の2270號決議の精神にも相応しいと考えている。半島情勢は目下、高リスクな時期にあたり、各方面はいずれも國連安保理の2270號決議を厳格に履行し、朝鮮による核ミサイル開発を抑止するという、決議の果たすべき役割を着実に果たすよう努めるべきだ。同時に、各方面は自製を保ち、矛盾や緊張をエスカレートさせうる如何なる行動もとらぬようにしていく必要がある。半島核問題の根本的解決のためには、各方面は六カ國協議の再開に向けた努力を放棄せず、引き続き必要な環境を醸成していく必要がある。
(新華社より)
関連記事:
