新華網大阪4月27日 (新華社記者/馬興華) 『南京 引き裂かれた記憶』という本の著者で、日本の歴史研究者、女性作家の松岡環氏は25日新華社記者の特別インタビューに応じた際、英語版の『南京 引き裂かれた記憶』という本を刊行した主な目的は、つまり「世界中より多くの人點に南京大虐殺の史実を知ってもらうため」だと語っている。
松岡氏は、英語版の発行によって、南京大虐殺の事実を通じて過去にアジアで起きたあの殘酷な戦爭や、被害者が経験した大きな苦痛についてより多くの歐米人に知ってもらい、それによって平和を大切にし、戦爭から遠く離れてほしいと語っている。
松岡氏は「この本やすでに製作した日本人老兵の証言を盛り込んだドキュメンタリー映畫3作品が、人點、特に歐米の方點が南京大虐殺の真相への理解を助けるのに大きな役割を果たすでしょう。」と語っている。
関西大學文學部史學科東洋史學専攻を卒業した松岡氏は、もともと日本の小學校の歴史の先生だった。日本が中國に発動した侵略戦爭の真相についてより多く理解するため、松岡氏は1988年から今まで90回以上南京を訪問することで、暴行の被害者を探訪し、彼らの証言を記録してきた。また、証拠搜しにより説得力を持たせるため、松岡氏は日本のあちこちで元中國侵略日本軍兵士を探訪し、加害者の証言を聞き取った。現在、松岡氏は南京大虐殺関連の日本語、中國語版の書籍5冊をすでに出版し、ドキュメンタリー映畫3作品の製作に參加している。
(新華社より)
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