
新華網北京3月18日(記者/靳若城)中國外交部の陸慷報道官は17日の定例記者會見で、日本が南中國海の問題でとやかく言う資格はないと表明した。
ある記者は次のように質問した。このほど、東ティモールの指導者が日本を訪問した期間中、雙方は共同プレスリリースを発表し、そのうちに南中國海の問題及びフィリピンにより申し立てた南中國海の仲裁案に觸れ、裁定は紛爭側に対し拘束力があるとしたことに留意したと示した。中國側はこれに対してどのようにコメントするのか。
陸慷報道官は次のように示した。中國は終始、交渉・協議によって隣國との領土紛爭と海洋管轄権紛爭を解決することを堅持してきている。領土主権と海洋権益の問題で、中國は一方的に第三側に申し立てるという紛爭解決の方法を受け入れない。フィリピンは中國と達した二國間交渉によって南中國海紛爭解決の合意を無視し、『南中國海各側行動宣言』に違反し、『國連海洋法公約』の規定に違反し、『公約』に規定された仲裁プロセスを濫用して、一方的に申し立てて固執に推し進める南中國海の仲裁案は不法で、無効になる。「我點は、この不法の仲裁がはじめからも、また、その裁定の結果がどうになるかにかかわらず、中國側に対してはなんの拘束力もないと再三に表明しました。」
陸慷報道官は次のように語った。「日本に関して、私は強調したいのは、日本が南中國海の問題でそもそもとやかく言う資格はありません。」しかし、最近、日本はこの問題でわりに「活発」で、南中國海問題の基本的な事実を無視し、人點の耳目を惑わし、國際社會において中國の顔にやたらに泥を塗っている。日本側のこの振る舞いは無駄になり、中國人民に日本側の一部の人點の現在の心理狀態を見極めらせるしかない。我點は関係國に是非を見分けて慎重に言動を行い、下心を持つ國にその自國だけの利益のために利用されないよう望んでいる。(翻訳/謝艶)
(新華社より)
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