
新華網北京3月17日(記者/孟娜、霍小光、傅雙琪)小康社會の全面的完成に向けた決定的段階に、中國で慈善法が成立した。
第12期全國人民代表大會第4回會議に出席した全國人民代表大會代表は16日、賛成票2,636票の圧倒的な支持で慈善法を採択した。この法律は中國が貧困離脫攻略戦に打ち勝つために助力し、社會主義の核心的価値観を実踐し、中華民族の偉大なる復興を目指す中國の夢を実現するために、持続的な精神エネルギーと法治の保障を提供すると認識されている。
慈善法は中國の慈善事業において初の基本性と総合性を備えた法律で、12章と112條で構成される。慈善団體、チャリティー活動、寄付寄贈、公益信託、慈善財産、慈善サービス、情報公開、促進措置、監督管理及び法律責任などを規範化している。
全國人民代表大會代表、遼寧省慈善総會の張鉄漢副會長はこの法律に準拠すると、個人に寄付募集を行う資格はないと説明した。チャリティー活動は必ず慈善総會、紅十字會、各種基金會、公益団體などの社會組織の民政部門で登録しなければならない。これらの慈善団體は相応の級別の政府民政部門がチャリティー資格の取得を承認するとともに、相応の管理と監督を受け入れる。
慈善法は2016年9月1日から施行される。
(新華社より)
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