
2016年3月7日、劇場版「BORUTO−NARUTO THE MOVIE−(ボルト ナルト・ザ・ムービー)」が中國で公開されて2週間がたち、興行収入が1億元(約17億円)を突破、輸入版2次元アニメ映畫の最高記録を塗り替えた。
アニメ映畫市場は、中國國內さらには世界全體で見ると、注目に値する映畫ジャンルとは言えない。アニメ映畫の興行収入世界トップを誇る「アナと雪の女王」でさえも、「アバター」の40%にも屆かなかった。また、國內では、「喜羊羊」や「熊出沒」など、誰もが良く知っており、主要テレビ局で安定した視聴率を保っているアニメ作品に人気が集まる傾向がある。
劇場版「BORUTO−NARUTO THE MOVIE−」は中國では珍しい熱血バトルを題材としたアニメで、前売りは大ヒット作「西游記之大聖帰來(Monkey King: Hero is Back)」の約1000萬元(約1億7000萬円)を上回った。公開2週間後の現時點では、「名探偵コナン 業火の向日葵」の8161萬元(約14億円)を追い抜き、1億元を上回った。小さな子供たちに絶大な人気があるコナンやドラえもんに比べ、「BORUTO−NARUTO THE MOVIE−」が未成熟のアニメ映畫市場で1億元以上の売上を実現したことはまさに驚異的と言えるだろう。
(人民網日本語版)
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