新華網北京1月27日(王宏彬)日本・菅義偉官房長官は26日、甘利明経済再生大臣兼経済財政政策擔當大臣が28日に記者會見を開き、賄賂を受け取った疑いが持たれている件について公の場で釈明することを明らかにした。
アナリストは、調查が事実と合致すれば、甘利氏はおそらく辭任を迫られるだろう。甘利氏の辭任は安倍內閣への信用及び安倍內閣が力強く推し進める「アベノミクス」に打撃を與えるものとみなしている。
日本の総合週刊誌『週刊文春』は先週、甘利氏が千葉県白井市のある建築業者から経済的な紛爭を「公平に処理」したとして、後者から現金の賄賂を受け取っていたことを暴いていた。報道によれば、甘利氏は政治資金収支報告書でも資金の流れが不明になっている問題が存在するという。
甘利氏の金銭スキャンダルが伝えられてから、野黨は甘利氏の辭任を呼びかけ始めた。甘利氏は先週、自分は今は辭任しないと伝えており、安倍晉三首相はすでに甘利氏に指示を行って、「自己の職務に専念し、責任をはっきりさせ、この難関を乗り越える」ことを望んでいる。
甘利氏は安倍首相の腹心と言われている大臣で、外部から「アベノミクス」のトレーダーとみなされている。アナリストは、もし甘利氏が辭任すれば、政治上であっても経済上であっても、いずれも安倍內閣にマイナスの影響をもたらすものとみなしている。
(新華社より)
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