■中日韓企業の競爭が激化

パナソニックの中國市場參入に加え、韓國のLG化學とサムスンSDIの中國工場完成が相次ぎ、中國のリチウム電池市場は再び、中日韓企業による三つ巴の様相を呈している。日韓のリチウム電池大手の中國市場への參入は、中國のリチウム電池メーカーに大きな競爭圧力になる。その一方では、業界の活性化にもつながり、中國のリチウム電池、ひいては新エネルギー自動車市場全體の成長を大きく促す。
「海外大手メーカーのリチウム電池は、國産メーカーに比べ、一致性、安定性、サイクル壽命などの面で大きな優位性を持ち、川下の車両工場からの人気も高い」。中國証券報の記者に対し、新エネ車メーカーのある上場企業責任者が語った。
日韓のリチウム電池大手の中國市場進出は、中國のリチウム電池業界、ひいては新エネルギー自動車業界全體の大きな推進力となる。リチウム電池の原材料を取り扱う上場企業については、すでに多くの企業がパナソニック、LG化學、サムスンSDIのサプライチェーンに參入しているという。
(チャイナネット)
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