外務省の洪磊報道官は16日、第2回シリア問題外相會議の成果に対し歓迎の意を表した上で、中國は引き続き公正かつ客観的立場で、國際社會と共に、シリア問題の政治的解決のプロセスを共に進めていくと表明しました。
洪報道官は「第2回シリア問題外相會議は共同聲明を出し、政治プロセスの推進と停戦、暴力の停止で合意に達し、重要な意義がある。中國はこれに対して歓迎の意を表す」と話しました。また中國外務省の李保東次官がこの會議に出席し、シリア問題の政治的解決に関する中國の具體的主張と提案をしたことも紹介しました。
洪報道官は「目下の政治情勢下で、當面の急務は各國の共通認識を絶えず拡大し、少しずつ具體的な行動に移していくことにある。これに向け、主として5つのことに重點を置く必要がある。つまり①當事者間の停戦と暴力の停止 ②國連のリーダーシップの下、ジュネーブ會議コミュニケの精神に基づいて、政治的移行の具體策の作成 ③テロ取締りにおける合意の形成。あらゆるテロリストに反対し、安保理の協調の役割を十分に発揮させること ④人道支援の拡大 ⑤早期の経済再建の5點である。中國は引き続き公正かつ客観的な立場で、シリア問題の政治的解決に向け、國際社會と共にしっかり歩んでいきたい」と話しました。
(中國國際放送局)
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