現代都市において、ホワイトカラーは數が多く、比較的注目を集めるグループになった。求人サイトの智聯招聘はこのほど、2015年のホワイトカラーにおける労働時間の生活の質(Quality of Life、QOL)調查結果を発表した。調查結果では「80後、90後」(1980年代、1990年代生まれ)は仕事環境の満足度が顕著に低く、3分の1のホワイト カラーが1週間のうち5時間を超える殘業を行なっていた。広州日報が伝えた。
このほど、広東省東莞市の40人余りのホワイトカラーにランダムで取材し調查を行なったところ、彼らの仕事に対する満足度は殘業狀態に影響されていた。「80後、90後」のホワイトカラーのうち、殘業している人の比率は「70後」(1970年代生まれ)と比べ非常に多かった。金融業のホワイトカラーはより長時間殘業が発生しやすい狀況にあり、調查では40%の人が1週間に10時間以上の殘業を行なっていることがわかった。
智聯招聘がこのほど発表した2015年のホワイトカラーにおける8時間の生活の質調查結果では「60後」(1960年代生まれ)のホワイトカラーのうち40%が仕事の環境に満足しており、「80後、90後」の満足指數は先輩方よりはるかに低く、非常に満足もしくは比較的満足とするのはそれぞれ20.6%と18.9%だけだった。
年齢層で見ると、東莞市の狀況はこの調查に非常に近かった。當社の調查ではインタビューを受けた「70後」14人のうち自分の仕事環境と質に不満と答えた人はおらず、満足していると感じる人は5人で35.7%を佔め、「80後」25人のうち10人が仕事環境に不満を感じるとし、満足と感じる人は5人で20%を佔めていた。
仕事環境と質に不満の多くが長時間労働によるものだった。統計データでは毎週10時間以上殘業するホワイトカラーの90%が「80後、90後」だ。「80後」のホワイトカラーのうち28%がこのような殘業狀態が存在するとしている。
