ロシア議會下院國際問題委員會のプシコフ委員長は25日、まもなくニューヨークで行なわれる露米首脳會談について、両國の政治対話の復活につながる可能性を示唆しました。
プシコフ委員長は同日、メディアに対し聲明を発表し、「ロシアのプーチン大統領は28日、國連総會開催中にアメリカのオバマ大統領と會談する。両首脳の會談によって、両國の政治対話が復活する可能性がある」との見解を示しました。
プシコフ委員長は、「シリアの危機を如何に解決するかが、両首脳の會談における核心的な問題となる。ロシアとアメリカの対話不足から、過激派組織'イスラム國(ISIS)'への掃討はアメリカが主導する國際連盟が迷路に入ってしまった。ロシアとアメリカの政治対話の復活は'イスラム國(ISIS)'の掃討に、プラスとなるだろう」と指摘しました。
2014年3月以來、西側諸國はロシアがウクライナ東部の民間武裝勢力を支持したことを理由に、ロシアに対する制裁を數回実施しました。これによって、ロシアとアメリカを初めとする西側諸國との関係が悪化しています。
(中國國際放送局)
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