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米國の新資料公開 抗日戦爭での中國共産黨の役割が明らかに
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-08-21 08:50:07 | チャイナネット | 編集: 王珊寧

 上海交通大學世界反ファシズム研究センターはこのほど、米國に70年にわたって眠っていた中國人民抗日戦爭にかかわる4萬點余りの資料を新たに入手し、係統的に整理・研究した。これらの機密資料によって、中國共産黨が、中國人民抗日戦爭において柱となる役割を果たしたことが確かめられた。

1944年7月、米軍観察グループの代表であるDavid D. Barrett大佐は、ルーズベルト米大統領の要求に基づき、重慶國民政府軍事委員會と延安中共中央の同意を経て、100人余りの米軍の各軍・兵種の軍事専門家を率いて、延安・晉察冀・晉西北・冀中などの敵後方に展開する抗日根拠地に入り、中國共産黨とその指導する武力、民衆動員による抗日運動の狀況を、近距離から全面的に調查した。2年半にわたる調查研究によって、同グループは米國に4萬點余りの機密資料を送った。

これらの資料は、當時の米軍が中國共産黨の抗日戦爭をいかに見ていたかを示すオリジナルの史料となる。70年來、米國國立公文書記録管理局や米軍統合參謀本部公文書館、海軍省公文書館、米軍戦略情報局公文書館などに眠っていたこれらの資料が最近になって解読・公開された。上海交通大學世界反ファシズム研究センター主任で抗日將軍として名高い呂正操上將の娘・呂トウ隣教授は、中米両國の學術チームを統率し、各方面の努力を経てこの貴重なオリジナル資料の電子版を手に入れ、難度の高い周到な整理・解読・研究を展開し、大きな成果を上げた。

呂教授は、上海交通大學で6日に開かれた記者會見で、「この貴重な米軍機密資料は、中國共産黨の指導した抗日武裝勢力が困難な條件下で長期にわたって生き殘ることができたのは、中國共産黨が、民衆を大いに動員し、人民の力を引き出すのに長けていたためであることを裏付けている」と語った。

當時、初めて中國にやって來た米國海軍陸戦隊のEvans Carlson隊長は當初、共産黨に偏見を持っていた。だが根拠地での調查を進める過程で、中國共産黨への態度を一変させた。「中國西北部の軍事活動に関する報告」では、▽中國共産黨の指導の下、中國の広大な民衆が新たな普通ではない民族主義精神を育て始めている、▽八路軍指導者は、極めて有効なゲリラ戦モデルを発展させている、▽日本兵は近代的な武器に依存しており、従來型の軍事作戦においては効率的に反応するが、固定した手順を持たないゲリラ戦術にはなすすべもない──などの指摘をしている。

資料からは、中國共産黨が支配していた敵後方根拠地が、米國軍が中國での情報収集の主要な源の一つであったこともわかった。抗日戦爭後期にはとりわけ、國民黨軍から正確な日本軍の情報をすばやく手に入れることができなくなった。そのことも、米軍観察グループによる延安調查の重要な原因の一つとなった。中國共産黨は、軍の活動狀況や日本軍の情報を參考のために米國に進んで提供し、書面の報告だけで120本が発見されている。中國共産黨はさらに、米軍との協力で延安と根拠地に気象&と無線局網を作った。気象&のデータの信頼性は、當時の中國の10カ所の気象&のうち最も高く、米軍パイロットに安全な飛行條件を與え、日本本土への戦略的爆撃の実施にも保障を與えた。

 

(チャイナネット)

 

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新華網日本語

米國の新資料公開 抗日戦爭での中國共産黨の役割が明らかに

新華網日本語 2015-08-21 08:50:07

 上海交通大學世界反ファシズム研究センターはこのほど、米國に70年にわたって眠っていた中國人民抗日戦爭にかかわる4萬點余りの資料を新たに入手し、係統的に整理・研究した。これらの機密資料によって、中國共産黨が、中國人民抗日戦爭において柱となる役割を果たしたことが確かめられた。

1944年7月、米軍観察グループの代表であるDavid D. Barrett大佐は、ルーズベルト米大統領の要求に基づき、重慶國民政府軍事委員會と延安中共中央の同意を経て、100人余りの米軍の各軍・兵種の軍事専門家を率いて、延安・晉察冀・晉西北・冀中などの敵後方に展開する抗日根拠地に入り、中國共産黨とその指導する武力、民衆動員による抗日運動の狀況を、近距離から全面的に調查した。2年半にわたる調查研究によって、同グループは米國に4萬點余りの機密資料を送った。

これらの資料は、當時の米軍が中國共産黨の抗日戦爭をいかに見ていたかを示すオリジナルの史料となる。70年來、米國國立公文書記録管理局や米軍統合參謀本部公文書館、海軍省公文書館、米軍戦略情報局公文書館などに眠っていたこれらの資料が最近になって解読・公開された。上海交通大學世界反ファシズム研究センター主任で抗日將軍として名高い呂正操上將の娘・呂トウ隣教授は、中米両國の學術チームを統率し、各方面の努力を経てこの貴重なオリジナル資料の電子版を手に入れ、難度の高い周到な整理・解読・研究を展開し、大きな成果を上げた。

呂教授は、上海交通大學で6日に開かれた記者會見で、「この貴重な米軍機密資料は、中國共産黨の指導した抗日武裝勢力が困難な條件下で長期にわたって生き殘ることができたのは、中國共産黨が、民衆を大いに動員し、人民の力を引き出すのに長けていたためであることを裏付けている」と語った。

當時、初めて中國にやって來た米國海軍陸戦隊のEvans Carlson隊長は當初、共産黨に偏見を持っていた。だが根拠地での調查を進める過程で、中國共産黨への態度を一変させた。「中國西北部の軍事活動に関する報告」では、▽中國共産黨の指導の下、中國の広大な民衆が新たな普通ではない民族主義精神を育て始めている、▽八路軍指導者は、極めて有効なゲリラ戦モデルを発展させている、▽日本兵は近代的な武器に依存しており、従來型の軍事作戦においては効率的に反応するが、固定した手順を持たないゲリラ戦術にはなすすべもない──などの指摘をしている。

資料からは、中國共産黨が支配していた敵後方根拠地が、米國軍が中國での情報収集の主要な源の一つであったこともわかった。抗日戦爭後期にはとりわけ、國民黨軍から正確な日本軍の情報をすばやく手に入れることができなくなった。そのことも、米軍観察グループによる延安調查の重要な原因の一つとなった。中國共産黨は、軍の活動狀況や日本軍の情報を參考のために米國に進んで提供し、書面の報告だけで120本が発見されている。中國共産黨はさらに、米軍との協力で延安と根拠地に気象&と無線局網を作った。気象&のデータの信頼性は、當時の中國の10カ所の気象&のうち最も高く、米軍パイロットに安全な飛行條件を與え、日本本土への戦略的爆撃の実施にも保障を與えた。

 

(チャイナネット)

 

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