【新華社國連6月18日】中國の王民國連常駐副代表は16日、國連と関連國際機関はテロ対策データベースを早急に開設し、情報資源を共有し、外國のテロリストが國境を越えて流動することを効果的に阻止するために有利な條件を作らなければならないと述べた。
國連安全保障理事會は同日、大量破壊兵器等の拡散防止委員會、テロ組織制裁委員會とテロ対策委員會の合同報告會を開催した。王民國連常駐副代表は、次のように述べた。インターネットを利用してテロ活動に攜わる行為への取締りは、國際的なテロとの戦いにおける新しい任務であり、新たな試練となっている。國際社會は有力な措置を講じて、テロ組織がインターネットを利用してテロ暴力の映像を発信することと、過激思想の伝播、人員募集、資金調達、テロ計畫の煽動及びテロ活動に実施に有力な措置を講じて対応しなければならない。
王民國連常駐副代表はまた、次のように述べた。中國は國際的なテロとの戦いでは政治、安全、経済、金融、情報及び思想分野における総合的な施策が求められ、末梢と根本を兼ねて治める必要があると一貫して主張してきた。國際社會は有効な措置を取り、地域と國が経済社會の発展を促進することを支援し、地域の衝突を適切に解決し、異なる文明、宗教、民族間の平等な対話を提唱し、テロリズム問題の根源とそれらが形成される土壌を排除できるようにしなければならない。
王民國連常駐副代表はさらに、次のように表明した。テロリズムは、いかなる形式で出現し、いつどこで起こるか、どんな人とどのような事物が対象になったかにかかわらず、斷固として取り締まる必要がある。二重の基準を採用したり、特定の民族、又は宗教と関連付けてはならない。
王民國連常駐副代表は次のように指摘した。國際の拡散防止のプロセスは現在、新たな複雑な情勢に直面しており、非國家の行為団體が拡散活動に従事する傾向が強まっている。各國は大量破壊兵器の拡散を防止する安保理第1540號決議を全面的かつ均衡に履行し、非國家の行為団、特にテロリストによる大量破壊兵器の保有を防止するために盡力しなければならない。
(新華網日本語)
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