ブラジルの大小の工事現場では、現在建設中のオリンピック村プロジェクトを含めて、中國製の建設機械をどこでも見かけることができる。かつて歐米ブランドで盤踞されていたブラジルでは、中國の三一集団、徐工集団、柳工集団が長年にわたり心を込めて経営し、中國ブランドの起重機は最初に歐米のブランドに遅れても最後に先になり、現地市場のシェアの80%以上を佔め、そのうち三一起重機の當地の市場佔有率が37%に達し、3年連続で安定してトップの位置についている。
「両洋鉄道」は一旦現実化すると、ブラジル人の旅に大きな便宜を増やすほか、ブラジルの物流輸送のコストと時間も減らす見通しで、ラテンアメリカ地域経済一體化のプロセスの加速は、ブラジル自國の鉄道ネットワーク建設にもそのための契機を得させるだろう。
鉄道、道路はブラジルの豊富な鉱物や農業資源をより上手く「海外進出」させ、送電線の建設はブラジルの豊かな水利資源を本國の人民により良くサービスさせることができる。ブラジルの電力供給のほとんどが水力発電に依頼し、水資源は北西部のアマゾン雨林地域に集中し、また経済発展の比較的速い東南部の電力需要は大きいが、水資源が欠乏しており、幹ばつに遭うと斷水・停電になってしまう。
中國國家電網公司とブラジル中央電力(Eletrobras)會社により組織された共同経営體は、昨年ベロ・モンテ水力発電所の送電プロジェクトを落札し、中國初の超高圧( UHV)送電の技術を初めて海外へ踏み出させ、また南北を貫く一本の送電線と信頼性の高い電力をまもなくブラジル人に獲得させる見通しだ。ブラジルの主流メディアは、このプロジェクトはブラジル人民に幸福をもたらし、ブラジルの送電技術を世界のエネルギー技術の最前線に立たせるだろうと評価している。
(新華網日本語)
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