
遊覧飛行で撮影した懐柔區雁棲湖の様子
中國商飛の元コミューター機副総設計者の周済生氏も、「中國全土のゼネラル・アビエーション空港は500カ所に満たない。北京、上海、広州といった大都市でも関連設備が完備されていない。一部の業界関係者は、中國のゼネラル・アビエーション航空機の保有數の少なさと、米國の保有數を並べて、中國市場の潛在力を強調することを好むが、実際には比較可能性はない。米國のゼネラル・アビエーション航空機の保有數は20萬機以上に達するが、空港施設が9千カ所以上あり、低空域が開放され、航空サービス業も発展している」と語り、同事業の將來性について冷靜な見方を示している。
周氏は配車アプリが打ち出した「ヘリ予約」サービスについて、「このサービスは実際のところ、観光ヘリの予約サービス。中國のゼネラル・アビエーション業界は現在、通勤サービスを提供してはおらず、緊急時の救援や観光などの分野に限られている。ゼネラル・ アビエーション業界は徐點に発展しているが、現時點では『ヘリを気軽に呼ぶ』時代はまだ遠い」と語る。
(人民網日本語版)