北京 タクシー配車アプリが「ヘリ予約」サービス打ち出す

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-05-18 09:26:41 | 編集: 薛天依
M  M  M

Bell-429での飛行を體験したメディア関係者

 このほど、某タクシー配車アプリが「ヘリコプターを予約できる」サービスを打ち出した。擔當者は、「予約受付が始まった15日には1萬人以上のユーザーから申請があった。16日と17日の2日間で、計100人のユーザーがサービスを実際に體験する」と語る。新京報が伝えた。

 同アプリで予約できるヘリコプターは、Bell-429とBell-407の2モデル。アプリ會社と提攜したある一般航空(ゼネラル・アビエーション)企業のマーケティング・ディレクター、呂剛氏によると、Bell-429は、緊急醫療、天然ガス探查、空中における法執行、搜索・救援などにも使われるヘリコプターで、同サービスでは北京─天津を往復する航路を擔當する。Bell-407は、北京市懐柔區雁棲湖の上空を飛ぶ遊覧飛行を実施する。料金は、1人あたり1999元(約3萬8千円)と3500元(約6萬7千円)の2種類。

 同サービスの擔當者は「今回のイベントは試験的なものであり、ユーザーと市場のニーズに基づき、今後もサービスを継続するか否か、あるいは航路を増やすかどうかを決定する」としている。

▽「ヘリで通勤」の実現はまだ遠い?

 北京航空航天大學ゼネラル・アビエーション産業研究センターの高遠洋博士は、「中國の空域は徐點に開放が進んでおり、大都市では、常態的ではないモデル飛行や、體験飛行が行われている。ただし、1度や2度の飛行なら問題ないが、常態化の條件は整っていない」との見方を示す。

   1 2   

キーワード    北京 タクシー アプリ
   コピー Imprimer印刷 お問い合わせ RSS           
 
 
010020030360000000000000011100391342476771