【新華社ロシア・ノヴォロシースク5月12日】海軍軍事學術研究所の張軍社研究員は11日、新華社記者の電話取材を受けた際に、次のように述べた。中國とロシア両國の海軍が合同演習を通じて遠海輸送の安全性を擁護する能力を増強することは、中國とロシア両國の利益を保護するために役立つだけでなく、世界の海洋運輸の安全性を守るためにもプラスとなる。
中國とロシアの「海上ジョイント-2015(Ⅰ)」軍事演習の主な演習課目は、海上防禦、海上補給、護衛行動、海上輸送の安全性を保証する合同行動及び実際の武器の使用を含む。張軍社研究員は、次のように指摘した。課目の設定から今回の演習の重點は非伝統的な安全性への脅威に対応していることがわかる。「第一に、中國とロシアの全面的協力パートナーシップの発展をより一層発展・強固化し、両軍の友好と実務的協力を深化させる。第二に、両國海軍が海上安全の脅威に共同で対応する能力を増強する。」
張軍社研究員は、次のように述べた。中國とロシア両國の海軍は2008年以降、アデン灣のスオマーリー海域で護衛任務を継続的に執行し、海上輸送の安全性を擁護する能力を高める必要性を側面から特に際立たせている。「演習を通じて、遠海輸送の安全性を擁護する能力を強化し、中國とロシア両國の利益を保護するために有益であり、また世界の海洋運輸の安全性を守るためにプラスにもなる。」
(新華網日本語)
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