歴史を銘記し、平和を堅守するーー國連の第二次世界大戦終結70周年を記念した特別會合について記す

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-05-07 08:47:59 | 編集: 謝艷
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これは5月5日にアメリカのニューヨークにある國連本部で撮影した第二次世界大戦終結70周年記念大會の現場。

   【新華社國連5月7日】5日、第二次世界大戦終結70周年を記念した特別會合が行われ、各國代表が発言の中で戦爭の歴史を振り返り、國連創設の趣旨と原則を再び言明し、平和を大切にし、戦爭を回避するように呼びかけた。

   會合が始まる前に、國連の潘基文事務総長とクテサ第69回國連総會議長が國連本部・事務局ビル前で一本のしだれ桜を植えた。潘事務総長は、このような方式を通じて、『國連憲章』規定の使命を執行するプロセス中で犠牲となった人點を偲び、國連の創始の目標や理想への承諾について重ねて表明したいと述べた。

   記念會合は國連の総會ホールで行われた。中國の劉結一國連常駐代表は、世界反ファシズム戦爭の勝利は、中國人民を含む世界の人點が莫大な代価を支払うことによって取って代えられたものだ。この戦爭は世界の人點に重要な啓示も殘しており、我點は永遠に銘記するに値すると述べた。

   劉結一代表は次のように述べた。我點が歴史を強調するのは、憎しみを抱き続けるのではなく、平和への憧れや堅守を人點に呼び起こすためなのだ。戦爭の悲慘さしっかりと記憶にとどめてようやく、平和の尊さを大切にすることができる。歴史を銘記してようやく、真に未來を切り開き、『國連憲章』の中で「今世代の人類が2度経験した言葉にならないほど悲慘な戦禍に遭うのを後世が避けるよう望む」の趣旨を実現させることができる。

   チュルキン・ロシア國連常駐代表は発言した際、ソ連の大祖國戦爭勝利の歴史を振り返った。チュルキン氏はその後すぐに、戦爭は歐州に限らず、東側でも殘酷な戦爭が起きており、1945年9月まで続いた戦爭が、中國などの多くの國に莫大な損失をもたらしたと述べた。チュルキン氏はまた、第二次世界大戦の終結と國連の創設は密接に関連しており、國連はその後すぐに國際関係のシステムにおける新たな中心になったと述べた。

   Harald Braunドイツ國連常駐代表は、次のように述べた。國連の総會ホールで、我點ドイツ人は今日謙虛に頭を下げ、數百萬人もの第二次世界大戦の被害者を偲ぶのだ。ドイツは第二次世界大戦の罪に対し責任があることをすでに認めている。この責任は我點が永遠に負ってゆくだろう。今だに、我點が寛大に許されたことに対し恥ずかしく思いまた心から感謝している。Braun氏はドイツは國際秩序を強化・強固することによって國際の平和と安全を守る責任があるとの見解を示している。

   これに比べ、日本の吉川元偉國連常駐代表は発言した際「我點の行為はアジ

   ア諸國の人點に苦痛をもたらしました。私たちはこれに対し決して見て見ぬふりをすることはできません。」と述べただけで、その後、吉川氏は日本が「國際平和と繁栄に対して行った貢獻や國連への支援」について大量に語った。

   イギリス、フランス、ポーランド、朝鮮、インドなどの數十カ國の代表も記念會合で発言し、第二次世界大戦の被害者を偲び、『國連憲章』の趣旨と原則への堅守について承諾した。

   今回の第二次世界大戦終結70周年を記念した特別會合は國連総會が今年2月に採択した決議によって召集されたもので、今年の國連による世界反ファシズム戦爭勝利および國連創設70周年を記念する活動の重要な構成部分でもある。

(新華網日本語)  

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キーワード    第二次世界大戦 國連創設 戦爭を回避
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