【新華社ベルリン5月6日】ドイツのコルベール財団とドイツ歴史博物館が共同で主催する「第二次世界大戦の陰影——歐州戦爭中の子供」をテーマにしたシンポジウムが4日、ベルリンのドイツ歴史博物館で開催された。
會議は対話方式を通じて、第二次世界大戦前後に生まれた子供たちの実體験、子供たちの心に殘った戦爭の烙印、どのように心の救いを得たか、及び戦爭がその後の歐州の発展に與えた影響について、それぞれ討論を行った。
コルベール財団の教育方面の責任者を務めるサヴァン•トゥツラフ氏は「我點が第二次世界大戦の悪影響について語るとき、必ず戦爭中の子供たちの聲に耳を傾けなければならないと確信している。佔領區の子供、戦爭孤児、又は強制収容所で生まれた子供の體験は、今日も尚、影響が生じている。」と述べた。
コルベール財団はさらに同日、18歳から85歳までの1,000人のドイツ人にサンプリング調查を実施した結果を発表した。結果から次の內容が明らかになった。第二次世界大戦終結から70年後の今日、89%のドイツ人が5月8日(ナチスドイツ降伏日)をドイツの解放日と認識している。3分の2のドイツ人は、戦爭期間と戦後の痛ましい體験をタブーの話題として見ていない。調查を受けた人の約3分の1は、第二次世界大戦の苦しい體験について家族と話すことはないと答えた。
(新華網日本語)
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