林毅夫氏:比較優位の発揮は中國に7%前後の成長率の実現を可能にさせる

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-03-30 16:09:46 | 編集: 張一
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  【新華社海南省ボアオ3月30日】世界銀行の前チーフエコノミスト、北京大學教授の林毅夫氏はボアオ・アジアフォーラム2015年度年次総會で、中國が比較優位を発揮し、これを技術革新と産業のアップグレードで補うことができれば、今後は7%前後の成長率で発展し続けることができるだろうと表明した。

  林毅夫氏は、技術革新と産業のアップグレードが先進國よりも発展途上國がより高い経済成長の実現を推し進めることができたのは、産業の革新と技術のアップグレードにおいて、先進國の歩んできた道を參考にすることができ、再探索する必要がなく、それにより技術革新と産業のグレードアップのコストを自らが技術を発明するコストよりもずっと低くさせたからだと述べた。

  自らの「2008年から中國は20年間で8%成長し続ける潛在力がある」の観點に対し、林毅夫氏は、8%は潛在力にすぎない。潛在力から実現までには內部と外部に條件があり、政府から見れば、政府の決めた発展戦略はこの國の比較優位に一致していなければならないと述べた。

  林毅夫氏は、中國政府は、一連の発展のボトルネックを克服せねばならず、それには改革を深化する必要があり、市場に資源配置の中に役割を果たさせ、同時に政府も重要な役割を発揮し、経済の外的な問題を克服し調和させねばならないとみなしている。

  林毅夫氏は、次のように述べた。中國政府が実務的な態度により改革の推進を継続することができれば、中國は7%前後の成長率で発展を続けることが可能だ。「中國経済は世界のGDPのおよそ13%を佔めており、仮に成長率を7%に維持しても、依然として4分の1から3分の1の経済成長率で世界に貢獻を続けてゆくでしょう。」

(新華網日本語)

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キーワード    林毅夫 比較優位 中國 経済成長率
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