ソマリア政府が20日に明らかにしたところによりますと、ソマリアの首都モガディシオにあるホテルで同日晝頃に発生した自爆テロで、2人の國會議員を含む20人以上が死亡し、數人の政府高官が負傷したとのことです。
報道によりますと、事件が発生したホテルは、ソマリア大統領官邸に近いセントラル・ホテルだということです。女性がホテル內で自爆したのと同時刻に、ホテル敷地內の爆発物を積んだ自動車が爆発しました。この襲撃でソマリアの副首相と交通相が負傷し、現在病院で治療を受けています。
今回の事件で、ソマリアのイスラム過激派組織「アルシャバーブ」が犯行聲明を出しています。
國連安全保障理事會(安保理)と國連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は20日、それぞれ聲明を発表し、今回の事件を強く非難しました。安保理は聲明の中で、「あらゆるテロ行為の実行者、畫策者、出資者および支持者を法で裁かなければならい」と強調した上で、ソマリア當局に積極的に協力するよう各國に呼びかけました。また、パン事務総長は「國連は、ソマリア人と政府が國の平和と繁栄を取り戻すことにゆるぎない支持を続ける」と重ねて表明しました。
(中國國際放送局)
推薦記事:
仏大統領、核抑止力保持の重要性を強調
『習近平 國政運営を語る』に関するシンポジウムがパリで開催
ドバイ、超高層マンションが火災